月曜日の「高校生の夢」

どちらも譲れない
私には夢がある。建築士になりたいという夢がある。福祉に関わる仕事をしたいという夢がある。 高校二年生の時、建築士になるなら理系、福祉なら文系という選択に悩んだ。でもどうしてもど ちらも譲れないほどやりたかった。
ある日、図書館で読んでいた本に「福祉住環境コーディネーター」という資格がある事を知った。 「福祉住環境コーディネーター」 それは、バリアフリーなどを取り入れた建物を設計するお仕事のことだ。その日以来私には、福祉住環境コーディネーターになりたいという夢がある。
今では、どこに行ってもバリアフリーを気にかけるようになった。例えば・・・気にして町を歩けば、 駅のきっぷ売り場には、車イスの人用に少し低めの券売機、道路にはたくさんの点字ブロック。エ レベーターの中になぜ大きな鏡が正面にあるのか?それは車イスの人がエレベーターに乗った時、 回れ右が出来ないから。鏡を見てバックしながら降りるのだ。そんな、なにげなくある福祉と建築の合作に感動した。
でも、まだまだこの日本には、体の不自由な方や、お年寄りのための気づかいがたりない。高齢化が進むこの日本に、もっと当たり前のようにバリアフリーを取り入れるべきだ。私はそんな現在 の日本の力になりたい。
3年 藤田可菜
「高校生の夢」47都道府県 47人の高校生の夢 ~夢を持って進路を決める~
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